採取について

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「テーマ課題の製作期間は大きく分けて二つあるよ。

　まず採取期間について説明するね。

 

　センセイからテーマ課題のお題が発表された後、まず10日間の採取期間があるよ。この期間ではみんな香水の材料を集めるんだ。

 

　材料がどこにあるかって？それはセンセイが教えてくれるよ。ついでに材料の香りの特徴とか、魔法の効果とかも教えてくれるから、それらも踏まえてみんなの好きなようにチョイスしてね。教えてもらったものを全て使う必要は無いよ。

　もちろん、先生が教えてくれた材料以外のものを使ってもいいよ。図書室の図鑑にはみんなが今まで見つけたものが載っているから、たまにのぞいてみると良いかもね！

 

　材料の集め方は　探しているイラスト　or　採取しているイラスト　をそれぞれの材料の指定された枚数描けばいいよ。

例えば、採取に必要な枚数が2枚なら、2枚イラストを描かなきゃいけない。枚数分描かなきゃ採取したことにはならないから注意してね。」

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仕上げについて

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「採取期間については、いいかな？わからないところとか、疑問に思ったことは質問してね。じゃあ次に、仕上げ期間について説明するよ。

 

　採取期間が終わったら、3日間の仕上げ期間があるよ。この期間ではみんな香水の効果を考えて、香水瓶のデザインを描いて提出するんだ。

 

　採取期間の間に、香水の香りや効果を考えながら材料を集める。そして仕上げ期間に、完成した香水を入れる香水瓶のデザインを描くよ。香水瓶の形は自由。細長くても、丸くても、太陽みたいな形でも、ほんとうに自由だよ。

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提出するときは

・キャンバスに香水瓶のイラスト

・タイトルの欄に提出

・メッセージ/コメントの欄には使用した材料名・香水の香り・魔法の効果

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を必ずかいてほしいな。」

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香水の効果の程度について

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「あ！そうそう、香水の効果について。魔法香水師ってほどだから、香水には魔法の力が備わってるよ。その魔法の効果の程度について、最後に補足するね。

 

　魔法の効果は、おまじない程度の小さな影響を与えるものから、眠気がこないとか体力増幅とかダイレクトに効果を発揮する、大きな影響を与えるものがあるよ。

 

それらを分類すると、

比較的、おまじないやお守り的意味が強い魔法香水は黄の香水、緑の香水。

白の香水、桃の香水もお守りに使えるけど、影響が小さいのと大きいのとでは中間くらいかな。どちらにでもできるよ。

で、人々の身体に大きな影響を与えることができるのは赤の香水、紫の香水、青の香水。

特に、赤の香水は一番わかりやすく身体に変化が現れるよ。体力増幅、体温上昇、それに伴って眠気を吹き飛ばすような効果が主だね。気分も晴れやかになるしここぞって時に使いたい香水だよね。

青の香水は記憶だから、香水に閉じ込めた記憶の中に入ったりできるよ。例えば、香水に込められた記憶が楽しいパーティーの記憶だったら、まるでダンスフロアの真ん中に立っているような気分になったりね。青の香水は思い出に浸かりたいときに使われるんだ。

紫の香水は一時的に集中力を高めたり、物語をイメージして作られた香水にはまるでそのお話の中に入っているような気分になれるよ。え？青の香水と似てるって？たしかに、どちらも疑似体験するような魔法だよね。

でも、決定的な違いがあるよ。それは、青の香水は真実の記憶だけということ。記憶はそうそう塗り替えられるものじゃないから本当にあったことしか青の香水には込められない。でも、紫の香水は真実も…言い方は悪いけど偽物も込められるんだ。だから、憧れの御伽噺の疑似体験だってできちゃうんだよ。

 

こんな感じにそれぞれの香水の効果の程度について説明したけど、黄の香水、緑の香水も、私たち香水師がかける魔法によって効果は大きくなったりするからあんまりこの分類は参考にできないかな！

つまり、全ての香水の効果を左右するのはみんなの魔法次第ってことね。」

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